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2016-03-01 18:00:00

言われてみれば気になる...ちょとした疑問にアドバイス!

 

 今月は「早いテンポでのタム移動の上達法は?」というご要望について。

 

 早いテンポでのタム移動は、うまく打面を捉えられずにフープに引っかかってしまったり、打面でない所をミスショットしてしまったり、打面は叩いているが、端っこの方をヒットしてしまって音にムラが出来てしまうことがあると思います。

 

早いテンポでのタム移動は、腕や肘からショットを繰り出そうとすると狙いがブレ易いので、手首(リストコントロール)と指(フィンガーコントロール)でショットを行います。

 

上達方法としては、スティックを親指と中指を支点に、落とすような感じで、打面にヒットさせ、ヘッドに当たった後のリバウンドを薬指と小指でコントロールするような感じでヒットの感覚を養います。リバウンドをコントロールしている状態なので、初めはスティックの振り幅は小さくて構いません。

 

まずは小音量だが粒はハッキリ出せるようにするのがポイントなので、しっかり出来るテンポから始めていきましょう。しっかり出来るテンポとは、首、肩、腕が力んでおらず、音ムラがなく、極力均一な状態で出来るテンポです。

 

次に両手同時→右手のみ→左手のみ→両手交互による連打を、途切らず通して練習します。

 

この練習を約10分~15分は続けましょう。続けていくうちに親指の根本辺り、腕や肩、脇の横の大胸筋や背中の肩甲骨周りの筋肉に力が入っていない事に注意しながら行います。

 

少しでも力が入っていたら、手首や指(リストコントロール、フィンガーコントロール)のリバウンドコントロールだけで行えるテンポに戻して、極力力が入らないようにします。

 

また一定の連打なので音符の乱れや音ムラがないように注意しながらやります。更にこの練習をする時は、足も一緒に刻みを入れながら行うと効果的です。足はハイハットとバスドラムをそれぞれ4分音符、又は8分音符で同時、あるいは交互に踏みながら行います。

 

足と手が同時に発音する瞬間が多数出てくると思いますが、音がバラバラにならないように気を付けながらやります。

 

ここでやや手癖になるぐらい(無意識で動作出来る状態)になったら、テンポを徐々に上げて行きます。これが慣れてくると、スネアだけでなくタムに移動しても変な力みが無くなり、振り幅も少ないので、テンポが上がってもタム移動の際のミスショットが無くなってくると思いますよ。

 

最後は、早いテンポでのミスショットが無くなってきたら、徐々にスティックのリバウンドコントロールにより少し振り幅を大きくします

 

音量や音圧を上げて行く事で、よくある2拍4拍等のバックビートのスネアの音量と、タム移動した時のタムとの音量差も少なくなり、安定したタム移動が出来る様になると思います。

 

あとは、自分がメリハリを出したいポイントでしっかり音量や音圧をコントロールして、躍動感や迫力のあるドラムを叩けたら気持ちいいですよね。

 


2016-02-01 16:34:00

 言われてみれば気になる...ちょとした疑問にアドバイス!

 

「椅子の高さ調整や座る位置(深い?浅い?)」の質問。

今月はその椅子のセッティングの参考までに・・・。

 

椅子の高さや座る位置によって、もちろんペダルを踏み込んだ時の感触出音が違ってきます。

ですが、それよりも重要なのは、体全体のバランスが椅子のポジションによって大きく変わってくる事です。

 

ペダルやスネア、ハットの位置、ドラムセット全体のセッティングを色々試した結果、出音的に納得した音が出せても、タイムキープや的確な打点のキープが出来なかったり、疲れやすかったり、音にムラが出たり、ひどい時は体を痛めてしまったりなんてことも。

それは、必要のないところに力が入っているからかもしれません。

 

そこで、まず体全体のバランスが崩れにくく、軸がブレにくい位置を探します。

 

良い位置を探す際は、全身脱力状態で椅子に座り、極力お腹や腰に力を入れずに両足を少しだけ地面から上げ、その時に上半身が後ろに反ったりしない程度の所まで、椅子の高さを調整していきます。椅子に腰掛ける位置は、浅すぎず、深すぎない所(脚の重さが利用でき、上半身のバランスも崩れにくい位置)で調整します。

 

 

ポイントは、極端な前回姿勢や反った姿勢ではなく、リラックして座っていることと、出来る限り無意識で脱力している状態であることです。

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これにより、体のバランスが崩れにくく、軸がブレない位置を基に、椅子の高さを決める事で、楽に、かつ音量も大きく、的確なプレイが長時間出来る様になると思います。

 


2016-01-01 14:17:00

言われてみれば気になる...ちょとした疑問にアドバイス!

今月あった質問は、、、

「スネア位置に目安はあるの?」との質問。

 

スネアの位置(高さや角度、体との距離)によって、より体に負担のかかりにくいポジションがあり、

ペダルのセッティングや椅子の高さが決まってから、スネアのセッティングを行うのが良いと思います。

椅子とスネアの距離は、スティックを握った状態で、肩から腕が体と平行に脱力状態で落ちており、かつ肘から先は、腕に対して約90℃(90℃よりも少し開いている状態がより良い)に構えた時、スティック先端の打点がスネアドラムの中心点に来る辺りが比較的力みにくい距離ではないかとされております。

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実際速い連打などではこの姿勢でなくとも手首やフィンガーコントロールでこなせてしまう人も多いと思いますが、そこへパワー感(音量や音圧)を求めた時に、力まずにパワーが出しやすい姿勢であり、その姿勢から考えられるスネアの距離が上記の位置かと思います。

あくまでも目安ですが(;^_^A

 

 

次にスネアの角度ですが、タムの叩き易さとの兼ね合いで、演奏者側に極端に傾けている人もいますし、そのメリットもあるので、傾ける角度が急でも問題はありませんが、そこへ、安定したパワー感(音量や音圧)をムラなく継続的に出していきたい方には、地面と平行な方がパワーが出しやすいとされています。

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これは腕全体の重さを、無理なく効率よく打面に伝達させることで、音量や音圧を継続的に、かつ安定して出せる様にする為とされてます。ただ、リバウンドをうまく利用したりドラムセット全体の叩き易さとの兼ね合いもあるので、少し奏者側へ角度を傾けるのは問題ないと思います。初めは地面と平行な角度でパッセージの早い連打を数分続けて、体への負担具合を試してみながら、より疲れにくい角度を見つければ、尚、良いと思いますよ。

 

 


2015-12-01 09:07:00

 

言われてみれば気になる...ちょとした疑問にアドバイス!

今月あった質問の中から。

「ペダルのセッティングってどうするのが良いの?」という質問です。

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今回も特に決まりはない質問でしたが、なんの目安もないと、「練習スタジオの行く先々で、ペダルのセッティングでイマイチ踏み心地や跳ね返り具合が違い、落ち着かないなんてことも。

 

ペダルの調整機能として大きいポイントは【ビータの長さ調整】【ビータの角度】【スプリングのテンション】が挙げられます。最近は他にもいろいろな調整機能が備わったペダルも沢山ありますが、それはまた別の機会に。

 

まず【ビーターの長さ調整】は、長さが違うと踏み心地も大きく変わりますが、当然バスドラムのヒットポイントも変わってくるので、バスドラムの音自体が変わってきます。

 

ビーターの長さは踏み心地と出音のバランスを考えながら決めるのが良いと思います。踏み心地だけでなく出音を録音してどんな音で鳴っているのかを確認しながら、自分の中でベストのビーターの長さを知っておけば、どのスタジオのペダルでもビーターの長さをセッティングし易いと思います。

 

次に【ビーターの角度】は、角度が打面に近ければ早いパッセージの連打やダブルも踏みやすくなりますが、その分、アッタク感や音量、胴鳴り感等のパワーは少なくなります。

 

最後の【スプリングのテンション】は、強く締めていけば、跳ね返りも強くスピードが増し、早いパッセージの連打も踏みやすくなりますが、その分、踏み心地が固くなり(反発感が強い)コントロールしづらく、リズムの中で的確な打点ポイントへのヒットがしにくくなる可能性があります。

 

上記の【ビーターの角度】【スプリングのテンション】の2ポイントを踏まえたうえで、まず、ビーターの角度やスプリングのテンションを調整するのではなく、完全な脱力状態(カカトもべったりフットボードに付いている状態)でペダルの上に足を載せ、ビーターが打面から6cm10cm位に離れるようなセッティングが目安です。ここで注意するポイントは、スプリングやビーター角度を調整する瞬間以外は、あまり前傾姿勢や反った状態で椅子に座らず、自分が一番リラックス出来ている状態(お腹や腰に力を入れずに、両足を同時に少し上げても上半身がぶれない)で行います。そして、踏みやすく、コントロールし易いポイント(スピード感、パワー感、出音のバランスを大切に)を見つけることです。これは、脚の重さや体重にも個人差があるので、その重さを最大限に利用する為には、脱力状態の重さが重要です。そうすることで演奏も楽に、かつパワフルに行える基礎ができ、役立つと思いますよ。

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2015-11-01 18:00:00

言われてみれば気になる...ちょとした疑問にアドバイス!

今月あった質問の中からひとつ。

 

ビートを刻んでいる時のハイハットのハーフオープンってどのぐらい開ければいいの?

という内容でしたが、ハイハットのハーフオープンは、主に抑揚やアクセントを付ける際に利用する事が多く、

開け具合は人それぞれ。特に決まっていないと言ってしまえばそれまでですが、あえて練習の目安として参考までに・・・。

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ハイハットのハーフオープンといっても、ペダルの踏み込み具合によって(シンバルの擦れ合った時に出る音の長さ[残響音])で聞こえ方が違います。

なのでハイハットの空け具合も、曲の『テンポ』や『拍の長さ』を無視せずに、踏み込み具合を調節すると良いと思います。

 

具体的にどういうことかというと、速いテンポの曲でハイハットを開けすぎると、残響音が長くなるだけでなく、ショットによるアクセントを付けても、拍の長さが曖昧になりやすいので、アクセントを付けた分のプッシュ感やドライブ感が出にくくなります。ところが、曲のテンポや拍の長さに応じた残響音が残る程度に、ハイハットの踏み込み具合を調整すると、ショットによるアクセントも分かりやすくなり、抑揚が伝わりやすくなります。

遅くゆったりしたテンポの曲ならその逆で、ある程度ハットを開いて、残響音で曲の流れや奥行き感を出したりします。

 

また、実際に生のドラムを叩いて耳で聞いたハーフオープンの残響音と、それを録音した残響音を聞くのとでは、違って聞こえたりするもので、これを解消する為には、セット全体で叩いた音や、他のメンバーとリハーサルした時の音を録音し、全体のバランスを聞いてからハイハットの開き具合を決めていくとわかりやすいとかと思います。

 

更に、ライブレコーディングの現場では、ハイハット単体にもマイクを立てて音を拾うケースも多いので、普段よりも少し抑えめに(音量等)丁寧に叩く事で、スピーカーからの出音もまとまりやすく、観客も聞きやすくなる傾向があります。

 

これらの事を普段から注意し、耳や体に感覚を覚え込ませることで、どんな曲調やテンポでもすぐに対応できるようになるので、即興(ジャム)の時にも役に立ちますよ!!

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