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スタジオのスネアドラムを新しくしました!! と言っても委託中古品を購入したのですが、なんとソナーのSQ2シリーズ!!!!!
しかも使用年数も短く、前使用者がほとんど使っていなかったとのことで、細かい所まで新品とさほど変わらない、とても程度の良いものでした。
ちなみに「SQ2シリーズ」とは、ドイツ高級ドラムメーカー【ソナー】の「特注シリーズ」の事で、ドラムのサイズや材質、その材質の組み合わせや厚さ、パーツの種類や全てのカラーフィニッシュまで、全てがオーダメイドとなるもの。
仕様:size(口径13インチ×深さ7インチ) シェル厚:ミディアム 材質:バーチ6プライ(4mm)+エボニー3プライ(2mm)
スナッピー:ピュアサウンドスーパ30 フープ:2.3mmスティールフープ、パーツは全てブラックニッケル塗装、シェル全体はホワイトグロスラッカー仕上げ。
音がまとまり易く、抜けが良いメインスネアを探し続けていたところ、遂に出会えた感じ!!
しかも一番のポイントだった、音のイメージが「パーン」や「カーン」や「トーン」ではなく「コーン」とパワフルに鳴ることだったので、ここもピッタリ。
より「コーン」と鳴らせるように、ヘッドは「アクエリアン」の「ハイエナジーシリーズ」。ヘッド自体でしっかり余分な音を抑えてくれるので、後から細かいミュート類を使用しなくても、バランスよく鳴ってくれます。
ソナーは高価なドラムメーカーのイメージですが、いざ使用してみるとシェルは薄いのに、音が分厚く、太く、輪郭がハッキリしていて、相反する要素がしっかりバランスを取って鳴ってくれてました。これにはラグ等のパーツがしっかりしている(重い)のと、同じバーチ材でも産地による密度の違いや、グルー(接着剤)の違い等が如実に音に出ている感じで、内側のエボニー材による影響も大きいようです。この絶妙なバランス、是非当スタジオで試してみて下さい。