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shiny stone music

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2016-04-01 11:35:00

 言われてみれば気になる...ちょとした疑問にアドバイス!

 

今月は、「簡単なスネアのチューニングの仕方は?」との質問。

 

チューニングも音の好みで、人それぞれ決まりは無いので、ここではチューニングの手順や調整の仕方等をご参考までに・・・。

 

スネアの部品を全て外してそのタイコ特有の音階を調べてから、その音階に合わせてチューニングする方もいますが、中々大変な作業なので、ここでは普通にヘッドを貼ってチューニングするところまで(^^

 

まず、僕の場合はスネアの裏面(バターサイド)から貼ってます。交換したヘッドの上にフープを乗せ、テンションボルトを差し込んだら、チューニングキーを指1本で回せるところまで回し、指1本では回せないところまで来たら、チューニングの下準備が完了となります。

 1471762511502.jpg

チューニングボルト上を対角線に絞めて貼るやり方等、色々ありますが、僕はポイントとなる点をひとつ決めたら、その点から1周、円を描く様にすべてのボルトを約90度づつ絞めていくやり方で行ってます。

 

ベロベロの緩んだ状態から1周、2周、3周・・・と徐々に絞めて行き、ある程度中央が張って来たら、今度はテンションボルト横(フープの淵から12㎝の所)の張り具合を、指先の感覚で確かめながら、ボルトを約45℃づつ絞めて行きます。これも123周・・・と張って行く。

 

裏面は比較的しっかり張った方が倍音がスッキリしやすいのと、タイコ自体が鳴りやすい傾向があるので、思っている感覚よりキツめに張ってます。

 

最後に、指先での感覚で固く張れて来たら、各テンションボルトの横(フープの淵12㎝辺り)のヘッドをスティックや指で叩いて、ここからは""(音程)を確かめて整えて行きます。

 

この時、調整している淵の方だけでなく、中心の方までも音の高低を叩きながら調べ、全体の音程感もしっかり聞きながら整えていきます(写真、緑色のポイント)。目安としては、よく響いて鳴るポイントを1か所でも見つけたら、そのポイントの音程に全体を合わせていく感じの方が簡単かと思います。ある程度整った段階でスナッピーを装着していきます。

 

スナッピーの調整等は打面側を貼ってからなので、また次回・・・。 


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