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立川市のレンタルスタジオ、ドラムレッスンやミュージシャン派遣

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2015-12-01 09:07:00

 

言われてみれば気になる...ちょとした疑問にアドバイス!

今月あった質問の中から。

「ペダルのセッティングってどうするのが良いの?」という質問です。

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今回も特に決まりはない質問でしたが、なんの目安もないと、「練習スタジオの行く先々で、ペダルのセッティングでイマイチ踏み心地や跳ね返り具合が違い、落ち着かないなんてことも。

 

ペダルの調整機能として大きいポイントは【ビータの長さ調整】【ビータの角度】【スプリングのテンション】が挙げられます。最近は他にもいろいろな調整機能が備わったペダルも沢山ありますが、それはまた別の機会に。

 

まず【ビーターの長さ調整】は、長さが違うと踏み心地も大きく変わりますが、当然バスドラムのヒットポイントも変わってくるので、バスドラムの音自体が変わってきます。

 

ビーターの長さは踏み心地と出音のバランスを考えながら決めるのが良いと思います。踏み心地だけでなく出音を録音してどんな音で鳴っているのかを確認しながら、自分の中でベストのビーターの長さを知っておけば、どのスタジオのペダルでもビーターの長さをセッティングし易いと思います。

 

次に【ビーターの角度】は、角度が打面に近ければ早いパッセージの連打やダブルも踏みやすくなりますが、その分、アッタク感や音量、胴鳴り感等のパワーは少なくなります。

 

最後の【スプリングのテンション】は、強く締めていけば、跳ね返りも強くスピードが増し、早いパッセージの連打も踏みやすくなりますが、その分、踏み心地が固くなり(反発感が強い)コントロールしづらく、リズムの中で的確な打点ポイントへのヒットがしにくくなる可能性があります。

 

上記の【ビーターの角度】【スプリングのテンション】の2ポイントを踏まえたうえで、まず、ビーターの角度やスプリングのテンションを調整するのではなく、完全な脱力状態(カカトもべったりフットボードに付いている状態)でペダルの上に足を載せ、ビーターが打面から6cm10cm位に離れるようなセッティングが目安です。ここで注意するポイントは、スプリングやビーター角度を調整する瞬間以外は、あまり前傾姿勢や反った状態で椅子に座らず、自分が一番リラックス出来ている状態(お腹や腰に力を入れずに、両足を同時に少し上げても上半身がぶれない)で行います。そして、踏みやすく、コントロールし易いポイント(スピード感、パワー感、出音のバランスを大切に)を見つけることです。これは、脚の重さや体重にも個人差があるので、その重さを最大限に利用する為には、脱力状態の重さが重要です。そうすることで演奏も楽に、かつパワフルに行える基礎ができ、役立つと思いますよ。

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